逆行プランが正解

2012.01.08

嵯峨野・嵐山界隈、紅葉の時季のみならず、四季を問わず観光客の姿が絶えることのない、京都屈指の観光地ゆえ混雑は必至である。とはいえ、平安王朝の空気を今に残す名刹が目白押しの界隈、避けて通るにはあまりに惜しい。人の流れに逆らい、少しでもひっそりと秘めやかな古典文学の香りを感じ取りたいもの。駅が重なり、観光バスの駐車場が集中する渡月橋界隈が何といっても一番の混雑所。多くが辿る「嵐山・渡月橋からの嵯峨野散策」を逆行し、嵯峨天皇の離宮「嵯峨院」を寺院とした「大覚寺」から歩を進めるのが賢明。

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混雑はかなり避けられる。先ずは時代劇のロケ地で知られる大沢池の水面に映る紅葉を愛でたなら、嵯峨野へと分け入る。「嵯峨釈迦堂」(清涼寺)の庭を散策した後は、清滝街道を辿り、嵯峨鳥居本へと上る。人の流れを遡れば道に迷うこともない。ここには見事な茅葺きの店が二軒居並び、悠久の時を語り、ひとときの憩いを与えてくれる。ひとやすみしたなら、嵯峨野の古寺を巡りつつ、佗びた紅葉を探す。





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